こんな経験をした方はいませんか?
家を出る時に携帯電話の充電が少なく、
ギリギリまで充電したが、
ほとんど充電されてなく、結局
その日はほとんど携帯電話を
使うことができなかった。
こんな時に、
「早く充電できる充電器があれば良いのに!」
っと思ったことがあると思います。
そんな方に朗報です!
なんと、中国メーカーXiaomiは新たに、
100Wでスマートフォンを20分以内に
フル充電できてしまう
「SUPER CHARGE TURBO」
を開発していることを明らかにしました!!
・100Wで高速充電!!
Xiaomiの共同創業者であるリン・ビン氏が
微博で公開した動画で比較検証されているのは、
OPPOのSuperVOOC搭載スマートフォンです。
独自規格となるSuperVOOCは、
OPPOがウリにしている高速充電システムで、
10V/5Aを活かして自社スマートフォン
「OPPO R17 Pro」をわずか10分で
40%まで充電
(フル充電に47分)できる仕組みです。
VOOCとは5V/5Aで充電できる急速充電技術です。
SuperVOOCでは容量1,850mAhのバッテリを
2つ直列で接続し、10Vの電圧を5Vずつに
分散して充電することで速度を高速化しています。
こちらの動画では、
Xiaomiの4,000mAhバッテリー搭載
スマートフォンが17分で
充電を完了しているのに対し、
3,700mAhバッテリー搭載の
OPPO製スマートフォンは65%に
留まっています。
この動画を見て、
4000mAhと3700mAhのバッテリーでは
数が少ない方が早く充電できるはずじゃないの?
っと疑問に思った方もいると思います。
mAhってなに?
よく携帯電話やモバイルバッテリーなどで、
mAhという表記を目にしますが、
mAhとは、
バッテリーの容量を表しています。
さらに、数が大きいほど、
バッテリーにためる電気の量が大きく、
一度に充電できる量が多くなります!!
なので、動画のように4000mAhバッテリー搭載の
スマートフォンの方が早く充電された!
って事になります。
・iPhoneも高速充電器ってあるの?
iPhone8以降のiPhoneは
「USB Power Delivery(USB PD)」という
拡張規格に対応しています。
iPhoneに同梱されている5Wの電源アダプタでは
高速充電ができないものの、
30W、61W、87Wなどの
「USB C電源アダプタ」と
「USB-C Lightningケーブル」
を組み合わせることで、
iPhoneも高速充電が可能です。
USB PDとは?
そもそもUSB PDってなに?
って思いますよね。
まず、USBとは、
ユニバーサル・シリアル・バス
(Universal Serial Bus)という規格の略称で、
多くのPCやスマートフォン等に採用されている
周辺機器接続のための国際規格です。
スマートフォン周辺機器として現在使われている
USB端子には大きく分けて、
USB Type-A、
Micro USB、
USB Type-C
という3種類の形があり、
USB Type-AはノートPCなど、
Micro USBは一部のスマートフォンや
デジタルカメラ等に多く採用されています。
その中で最も新しい端子の規格が
USB Type-Cです。
そして、USB PDは、
このUSB Type-Cという端子に対応した
給電規格の一つで、
最大100W(20V / 5A)という
とても大きな電力の供給を行うことができます。
ただ、USB Type-Cは必ずしも
USB PDに対応しているわけではありません。
5W(5V / 1A)出力の標準的な
モバイルバッテリーや
USB急速充電器と比べると、
最大100Wの給電能力をもつUSB PDは
20倍ものパワーを持っていることになります!
給電するパワーが強いということは、
その分充電を短時間で行えるということです。
例えば、最大30Wまでの出力が可能な
「Anker PowerPort Speed 1 PD30」なら、
従来の充電器と比べて約6倍のスピードで
充電することができます!!
・まとめ
充電が早くできるってとても嬉しい事ですよね。
すでに高速充電できるものがあり、
すごく便利になっていますが、
今回のXiaomiが開発した
「SUPER CHARGE TURBO」が
これから発売されれば、
僕たちの生活がより一層
便利なものになるでしょうね。
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